未来の自分がやって欲しいことを、今やっているんです。
そして、そんな姿を見て大人たちも頑張れているんです。
スポーツをしているみんなへ

サッカー、野球、バスケットボール、バレーボール、陸上、テニス、サッカー、バトミントン、卓球、トライアスロン、ボルダリング、空手、、、
私たちはなぜスポーツをするのでしょうか。
スポーツ少年団やクラブ、部活、実業団、プロ
いろいろなカテゴリーでスポーツは行われています。
なぜスポーツをするのか、
なぜこんなに多くの子どもに、大人に愛されているのでしょうか。
みんなに知って欲しいことがあります。
スポーツは多くの人を笑顔にする

スポーツで生まれる感動というものはとっても大きいです。
プレーをしている自分自身はもちろんのこと、応援をしている人も
大声を出して喜び合い、仲間とハイタッチをしたり、抱き合ったり、時には悔し涙を流すこともあるでしょう。
スポーツから生まれる感動はいろんな人を元気にします。
大人のみなさんに質問です。
ここ最近を思い出してください。
全力を出したのはいつですか?
全力で走ったり、飛んだり、投げたり、蹴ったり。自分の持っている最大の力を使ったのはいつでしょう…。
中学校の体力テストで握力計を必死に握ったことが、自分の最大の握力を使った最後の日という人もいるかもしれません。
スポーツをしていれば、自分の力を出し切る経験は必然的に多くなります。
「いけーーーーーーー!」と大声を出して応援したり、泣くほどに喜んだり…。
ヒトの力を最大に出す場をスポーツはつくることができるのです。
それはトッププレーヤーだけに限ったことではないのが、スポーツのすごいところです。
子どもの笑顔が大人のエネルギー

必死になっている子どもたちを見て、とびきりの笑顔になって喜んでいる子どもたちを見て、
心が明るくならない大人はきっといません。
それが自分の子どもであれば、それ以上に嬉しいことはないのではないかと思います。
「よし、俺も仕事がんばろう。」「今日はおいしいご飯を作ってあげよう。」
みんなのエネルギーが、大人たちの活力、エネルギーになっているんです。
すごいなぁって思います。人にエネルギーを与えるって、本当に難しいから。
それができる君たちは、すごいんです。
君たちは”やらされている”のではない。
もしかしたら、これを読んでいる子の中に
「何のために僕はこんなにきつい思いをしてスポーツをしているんだ」
「早く辞めたい。」「でも、辞めたいなんて言えない。」
そんな思いを抱えながらスポーツをしている子もいるかもしれません。
きっと苦しい思いもいっぱいしていると思います。吐きそうになるくらい走らされて
怒鳴られて、叩かれたりもして。
でも、さっき言った通り
君たちが必死にプレーをして、思い切りに喜んで、悔しんで
それでも立ち向かっていく姿を見て、みんなの周りの人たちは”熱く”なるんです。
そして、その経験は、未来の自分が今の自分に強く求めていることだったりします。
「頑張っていてよかったな」ときっと思うのだとおもいます。
未来の自分がやって欲しいことを、今やっているんです。
そして、そんな姿を見て大人たちも頑張れているんです。
